私たちについて

GioとChrisは、長年の友人であり、ビジネスパートナーでもあります。

二人は30年以上にわたり、世界中の大手企業のビジネスコンサルタントとして、さまざまな国を訪れ、企業の変革プロジェクトに携わってきました。

仕事で世界を飛び回る中で、二人が楽しみにしていたもののひとつが「食」でした。

パリのミシュラン星付きレストランから、ブエノスアイレスの小さなチリンギートまで。
さまざまな場所で、驚くほど多彩な料理と、心に残るおもてなしを経験してきました。

そして、いつか自分たちも「食とおもてなし」の仕事をしたい。

美味しい料理、美味しいワイン、そして、何年経っても心に残る食体験。
二人には、そんな世界への思いがずっとありました。

日本で感じた、ひとつの疑問約20年前、初めて日本の仕事に携わった頃、二人は日本にあるイタリア料理店をいくつも訪れました。

どのお店も料理はとても丁寧で、食材も素晴らしい。
日本の人々がイタリア料理を大切にしていることも感じました。

でも、どこか味が違う。

「なぜ、本当のイタリアの味とは少し違うのだろう?」

二人が気づいたのは、料理の技術の問題ではありませんでした。

当時、日本のイタリア料理店では、日本人シェフが料理を作ることがほとんどでした。

イタリアで料理を学び、高い技術を身につけたシェフもたくさんいます。

それでも、日本人の味覚に合わせた味付けや、日本で親しまれている食材・調理法との組み合わせによって、料理は少しずつ「日本のイタリアン」へと変化していました。

それは決して悪いことではありません。

でも、二人が日本で食べたかったのは、もっと素朴で、もっと日常的で、イタリアで実際に食べている料理でした。

だから、TIPICOを始めました

「だったら、自分たちで本当のイタリア料理を届けよう。」

そう考えた二人は、料理を学び直し、学校に通い、実際にレストランで働きました。

そして2022年、ついにTIPICOを福岡・平尾にオープンしました。

「大企業でのキャリアを捨てて、二人で日本の小さなレストランを始めるなんて無謀だ。」

そう言われました。

日本でのビジネス経験も十分ではない。
日本語もまだ流暢ではない。
日本人のビジネスパートナーもいない。

「二人だけでやるなんて無理だ」と。

それでも、二人は決めました。

荷物をまとめ、福岡に家を買い、これまでとはまったく違う人生を始めることにしました。

そうして生まれたのが、TIPICOです。

No fuss. No foams. No fireworks.

TIPICOで届けたいのは、特別な演出ではありません。

イタリアの家庭や小さなトラットリアで親しまれている、シンプルで正直な料理。

良い食材を使い、伝統的なレシピを大切にして、きちんと美味しく作る。

余計なものはいらない。

No fuss. No foams. No fireworks.

ただ、美味しい料理とワインを楽しむ時間を。

それが、GioとChrisがTIPICOを福岡で始めた理由です。